ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

借金取りと間違われないように気を付けてもらいたい。

最後になるまで、

 

この人は一体何の目的で訪ねてきているのか?

 

と分からない時があります。

 

f:id:robakuma:20170716094826p:plain

 

f:id:robakuma:20170716094834p:plain

 

f:id:robakuma:20170716094841p:plain

 

f:id:robakuma:20170716094849p:plain

 

 

 

 

スーツ姿の見た目30代後半ほどの男性

「すみません。田中を呼んでください」と言ってきました。

 

田中(仮名)は僕の後輩社員です。

 

普通、そこの店の従業員に用があって呼ぶときは、さん付けで呼ぶでしょう。

 

なのに、彼は田中のことを呼び捨てにしてきたのです。

 

不愛想でスーツ姿で・・・

 

本社の人かな?でも見たことない顔だな・・・・

 

家族?

 

それとも????

 

まず何も名乗らないので、「すみませんけど・・・・」と言うと、「千田(仮名)が訪ねてきたと言えば分かりますわ」と言われました。

 

こういう場合、あまり根掘り葉掘り聞くものではありません。

 

さっそく、田中君にPHSで「千田様が訪ねてきてるよ」と伝えました。

 

すると田中君は、驚きの声で「えっ!千田さん?」と言ってきました。

 

「売り場にいてるから来てくれる?」と言うと

 

「あっ、ハイ」とそれはそれは暗く沈み切った、この世の終わりが来たかのような声で返してきたのです。

 

田中君は1分ほどでやってきました。

 

「お待たせしました」と言う田中君に


千田様は、「よし、あっちで話しようか?」と言って、あっちに連れて行ってしまったのです。

 

なんだ?もしかして田中君は借金でもしているのか?

千田様は借金取りか?

 

後で田中君に聞きました。

すると、千田様は田中君の昔の職場の先輩とのことです。

 

そして、用件は、パソコン教室のチラシをおいてほしいというお願いでした。


ちなみに、そういったことを、うちの会社ではすべて断っています。

 

私は思いました。

 

おい、紛らわしいぞと。

 

自分を知らない人に取り次いでもらいたいときは、もうちょっと考えてほしいのです。

 

いきなり、田中君のことを呼び捨てにする。

 

友達だからいいとしても、それはそれで、最初に「田中の友人ですけど」と自分が友人であることを名乗るべきでしょう。

 

そうでないと、借金取りに思われてしまうこともあるということです。