ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

全てを許す子育てを発信する理由は子供のことを考えないお金儲けです。

全てを許す子育て

おもちゃ買い放題。お菓子食べ放題。テレビ見放題。ゲームし放題。いたずらし放題。妹泣かしても怒られない。

そんな全てを許す子育てのほうが上手くいくと発信している自称カウンセラーがいます。

どうして、そんなことを言うのでしょうか?

金持ちの子供がなんでも許される世界でワガママ放題に育てられ一生かかっても償いきれない犯罪を犯すことは珍しくない。

全てを許す子育てっぽい育てられ方をされた子を知っているけれど、自制心が養われず、協調性がなく、孤立してしまい、不登校になったのにね。

見逃してはいけないこと

悪いことをしても叱らない全てを許す子育てが親子の関係を良くすると発信している先生が見逃していることがあります。

誉められることは難しいけれど、怒られることで注目されるのは簡単だからとわざと怒られることをする子供です。

怒られることをわざとして大人の気を引く子供。そこで親がかまってくれないと子供は寂しさを感じてさらに悪いことをする危険があるのです。

全てを許す子育て論は結局お金儲け

どうしてこのような悪いことをしても全てを許す子育て論を先生は発信するのでしょう。

相談者である母親の子供の将来を思ってのことではないでしょう。

子育ては悩みの連続で、子供のことを真剣に思って、注意するべきことはして、なおかつ頭ごなし怒るのではなく愛情をもって接する必要があります。

でも、大変ですよね?先生が「すべてを許す子育て」を発信する理由は、そうして悩む母親を甘い言葉で集客してお金を稼ぐためでしょう。

そういった思惑が透けて見えてくるので、お金儲けのために極論じみたことを垂れ流されているのを見ていて心が痛みます。

ちなみに「すべてを許す子育て論」の先生には熱烈な信者のようなファンがいます。

講演会の追っかけみたいな人たちです。これには家庭の主婦が多いのです。

奇麗な言葉と前向きな言葉を重ね合わせて言葉巧みに聞く人を酔わすのが上手い先生です。

わが子の将来を思うならそんな甘い言葉に惑わされてお金を取られている場合ではないと僕は言いたいです。