ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

いいものは誰かに見つけてもらえるけれど、流行るのは別の話

シロクマさんの記事

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

これね。

 

頭が良くてマーケットが分かる人しか稼げない。

 

なんだと?

 

でも、それもそうだね。

 

僕は先日、自由国民社から自分が書いた本を出版したんだけど

 

マーケットなんて分かっていないから

 

どうやって、この本を宣伝していいのか分からない。

 

でも、分からないままにブログやtwitterでアピールしていると

 

買って下さる方もいて、すごくありがたい。

 

でも、僕が思い描いていたのと違う。

 

僕が出版した目的は「自分の本を出版したいという子供のころからの夢」を実現するため。

 

でも、それが叶ったのはいいことだけど。

 

必要な人に情報を届けられないもどかしさを感じている。

 

昔、有名な人がこんなことを言っていた。

 

「いいものは、必ず誰かが見つけてくれる。なので焦る必要はない」

 

有名な人が誰かは忘れたよ。こんな忘れっぽいところも、つくづく自分はポンコツだと思う。

 

僕は、食品スーパーに勤めているのだけど。

 

いいものが誰かが見つけてくれる。

 

それは、そうだと思うけれど、ごく少数の人にだけ見つけられておしまいってものもたくさんある。

 

で、あまり大きく売れずに製造中止になってしまう。

 

それを気に入って買ってくれたお客さんからは「どうして入荷しなくなったの?」と不思議がられる。

 

いいものは誰かが見つけてくれるけれど、その誰かでおしまい。

 

いいものを世に送り出すのと

 

それを流行らせるのは、別の力。

 

「熊さんの本を探したけれど、どこの書店にも置いてませんでした」

 

とたびたび言われる。

 

実は、僕の本は、法律書なので

 

書店の一番奥の客がいない棚にポツンと置かれている。

 

どうして?

 

いや、僕だって、話題書として書店の入り口すぐの売り場の一等地に平積みで置いてもらいたいよ。

 

でも、これは出版社と僕がマーケット(市場)を考えた上で出した結論。

 

話題書として、書店に置くと、売れなければ大量に返品をくらうらしい。

 

確かに、書店の入り口の一等地って入れ替わりが激しいね。

 

でも、奥の小難しい専門書のコーナーっていつもそのまま。

 

大きく売れないけれど( ´艸`)

 

最初、出版社から、法律書として出したいと提案された時

 

ホント悩んだ。

 

法律書の棚に置かれると、誰が見に行くんだ?

 

でも、長く生き残ることが出来るかも?

 

悩んだ結果、法律書として執筆した。

 

この決断が正解かどうか?

 

ホントよく分からない。

 

出版の動機は自分の夢のため。

 

でも、執筆中は、騙される人が一人でも少なくなるようにとの思いで書いた。

 

今まで世の中になかった情報が書かれているので

 

世の中で大きく話題になると思っていた。

 

でも、現実は甘くなかった。

 

シロクマさんの記事を引用すると・・・

どれほど素晴らしい和菓子職人でもマーケティングセンスが無ければ零細のままだし、過疎化にまかせて廃業を余儀なくされるおそれもある。だが、マーケティングセンスと技芸を両方持っている和菓子職人であれば、支店を全国に持つような「事業者」になることも叶おう

うん。そうだね。

食品スーパーに勤めているからこれは肌で感じる。

めちゃ美味しい新商品が売れずに製造中止になるってこと。

 

いいものは誰かに見つけてはもらえるよ。

 

でも、流行るのは別の話。

 

つくづくそう思う。

 

でも、めげずに、頑張って宣伝していくね。 

あやしい催眠商法 だましの全手口  身近な人を守るために知っておくべきこと

あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと

 

 

 

「あやしい催眠商法だましの全手口身近な人を守るために知っておくべきこと」
単行本: 230ページ
出版社: 自由国民社 (2018/11/2) 
筆者 ロバート・熊
イラストレーター にゃんとまた旅/ねこまき
身近な人を守るために知っておきたい催眠商法の現場を元社員が詳細に明かした本です。
★本書の特徴
1.いかにしてお年寄りのこころを奪うか、元社員が明かします。   
2.ネット上にある催眠商法の説明はごく簡素なものですが、事実はかなり込み入った内容です。本書では複雑で巧妙な手口をあますことなく紹介いたします。
3.まず近づかないことが一番ですが、もし被害にあってしまった場合の有効な対策も分かります。

大型書店の法律書の棚に並べられていることが多いです。
お近くの書店に置いてない時は、本のタイトルをお控えになり、お取り寄せでお願いします。