ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

「私なら絶対にばれないようにする」と職場不倫に手を出す前に知ってもらいたい私の経験談

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 職場不倫はバレやすい。

「周囲はうすうす感づいているのに、本人たちは気づかれていないと思っている。なぜなんだろう?」

「私なら、絶対にばれないようにするのにな~」

こんなことを思ったことはありませんか?その気持ちとっても分かります。私は不倫をしたことはありませんが、もしするならバレない自信はあるからです。

しかし、私と同じように99%の人はそう思うんでしょうね。私はバレない自信があると。

しかし、不倫は通常の恋と違いそれが成就する可能性は低いですよね。どこかでほころびがくるんです。

その時にどちらかが、焦るんです。無意識にジタバタする。この時にボロが出るんです。

30代子持ちのパートさん

私の職場は食品スーパーです。女性従業員が多く、過去に不倫の疑いがある人と言うよりも、これは明らかだろうと思う人を何人か見てきました。

今回の出来事は、以前から、不倫の疑いがある30代子持ちの女性。相手は20代後半フリーターです。

「なんか、あの二人怪しくないか?」と噂になりました。

誰も注意しないわけ

噂はあるが、証拠がないので、誰も注意しない。しかし、私は注意したんですよ。しかも、ソフトなタッチでね。

それを、分かりやすく4コマ漫画にしてみました。題名は、「ついに正体を現しやがったな、この女狐め」です。

 

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職場に何をしにきているのか問い詰める。

 「職場に何をしにきているのか、胸に手を当ててよく考えた方がいいですよ」と言う私に彼女は、「でも、私はたた単に彼の様子が変と思っただけです」と返してきたのですが・・・

あきらかに、様子が変なのは彼女でした。すかさず「何が変なんですか?」と聞くと、「だって、話しかけても無視するんですよ。昨日なんて一回も話してないんですよ」ということでした。

そもそも、そこが間違いである。

 うちのような職場ではね、話なんてしなくていいんですよ。挨拶と、業務連絡だけで十分なんです。

私なんて、昨日店長と話したのは、「おはようございます」と「お疲れ様です」の二言だけです(汗)。

 まぁ、それもどうかと思うのですが、私たちは接客業なので、接客していればよいという考えです。

 職場ってところは仕事をしに来ているところです。おしゃべりをしに来るところではないんです。

疑われても文句は言えない。 

「最近、彼が冷たいの」という言葉が出る時点でアウトでしょう。彼に特別な感情があると疑われても文句は言えないと思います。

 職場不倫は、最初上手くいっているときはお互いが気を付けているから、周囲にばれないんですよね。

 しかし、ずっと上手く行くわけないから、どこかで焦りがでる。せっかく上手く行っていたのに、どうして?

なぜ私と距離をおこうとしているの?不安でたまらなくなる。冷静でいられなくなる。視界が曇る。ここで「地雷を踏みやがったな」となります。

 だから、私は彼女に・・・・

 「職場に何をしに来ているのか考えた方がいいですよ」

「特別な感情があると疑われても文句は言えませんよ」

と言ったんですよ。

 やはり、職場不倫は百害あって一利なしですね。

百害あって一利なし

百害あって一利なしとは、百個害があるということではなく、一利を認めたくないからです。

良くいわれることに恋は障害があればあるほど燃えやすいっていいますよね。それは私も思うところです。

しかし、その障害こそが、好きになればなるほどお互いを苦しめるのです。今回のケースでいえば、この恋を成就させるにはパートさんは家庭を捨てなければいけません。

「こんなに好きになっているのに」「一生一緒にいたいのに」現実の壁がそれを許さない。

たとえパートさんが家庭を捨てられずにこのままの関係でいいと思っていても、どこかで二人の間に不安が芽生えます。

「いったい私たちはいつまでこんな関係でいられるのか?」と。なぜなら正式な夫婦と違い墓場まで一緒にいられることはないからです。

人間はだれでも年を取り、年を重ねた自分たちが今のような関係をずっと保っていられるのか?とどこかで不安は生まれるでしょう。

では、パートさんが家庭を捨てて彼と再婚したらどうか?旦那さんや、お子さんの気持ちを考えると決して祝福したいとは思いません。

職場不倫がばれるきっかけ

職場不倫を完璧に隠している人もいるとは思いますが、たいていはバレるものです。ふとした目線やしぐさで。なぜなら、職場には必ずと言っていいほどそういったことに敏感な人がいるからです。

まずそういうネタが大好物な人は一人や二人いるものです。そういった人の一人がまっさきに「あやしい」と感じ、それを誰かに伝える。しかも、かなりのスピードで広まりやすいんです。

すると、どんどん周囲も「本当かな?と二人を監視するようになります。そして周囲はそれを注意したくても決定的な証拠がないことにやきもきしだします。

だからこそ、職場不倫は隠れてする燃え上がるスリルを味わうことが出来るのでしょう。

しかし、どちらかがこの関係に距離を置きたいと思った時、たいていの場合、二人が同時にそれを思うことは少ないでしょう。

どちらかがまだ本気でいる時にどちらかが距離を置きたがる。すると距離を置かれた方は「どうして?」とさらに燃え上がるんですね。

その燃え上がった気持ちは目の前の視界を曇らせるんです。なので今回のパートさんのようにボロを出すんです。

疑われても仕方がないことを自らしてしまう。

最初は二人で完璧にその関係を隠し通していたのに、気持ちの焦りからジタバタしてしまって、無意識にバレる言動をしてしまうんです。

つまり、今回のパートさんがうっかり彼に特別な感情があることを私に指摘されたのは、気持ちの焦りから疑われることすら頭になくなってしまったんだと思います。

通常の恋と違って「いつまでこの関係でいられるのか?」という不安が生まれるからこそ、それが焦りとなり、疑われても仕方がないようなことをするのでしょうね。