ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

独立を夢見る人は教わる時にギラギラした目になる。

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なかなか仕事を教えてもらえない業種ってありますよね。

  

  • その仕事を覚えると独立が出来る。
  • その技術で飯が食える。

 

そんな技術を雇われながら本気で教えてくれる人はいないという現実


ならば、給料を貰う立場ではなく学校に通うのも一つの案だ。

 

しかし、給料を貰いながらも、いくらでも仕事を教えてくれるところもある。

 

逆にうんざりするほど、あれもこれもと仕事が任される職場だ。

 

それには3つの条件が重なった職場だ。

 

  1. その仕事を新人に教えても独立が容易ではない仕事
  2. 慢性的な人手不足の業界
  3. とにかく早く成長をしてもらいたいと上司が本気で考えている。

今の私の職場である食品スーパーがそれだ。

 

食品スーパーの仕事の流れを全て教えても、そのノウハウをもとに自分で商売をするには多額のお金がいる。

 

  • ウン千万円をもっている。
  • もしくは銀行から引っ張ってこれる。
  • さらに、大手の担当者でも難しい出店場所を決める力がある。

 

そんなことが出来るならどうぞと言う話だ。

 

というよりも、そんな大金が用意できる力があるのなら、わざわざ町のスーパーに入社しないだろう。

 

だから、いくらでも教えてやるという気持ちが先輩にある。

 

しかし、そういう職場では、ギラギラした目で仕事を吸収している人は少ない。

 

簡単に仕事を教えてもらえない世界では、教えてもらうことに後輩は飢えている。

 

なので、教わる時はギラギラした目になる。

 

どんどん仕事が任される世界では、逆に教えてもらうことにうんざりしてしまう。

 

人間は現金なものだから仕方がないと思う。