はてなブログは出版社から好印象で書籍化に有利だと知りました。
もうすぐ僕が書いた本が出版されます。
あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと
- 作者: ロバート・熊,にゃんとまた旅/ねこまき
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2018/11/02
- メディア: 単行本
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この出版の目的は「被害に遭われる方を一人でも減らすため」です。
しかし、出版の動機はもう一つあります。
それは「自分の本を出すこと」が子供のころからの夢だったからです。
そのため、いろいろな企画書を出版社に提出してきましたが、全てボツになりました。
そこで、最後の切り札として「催眠商法の講演内容を世の中にばらす」という決意をしました。
これに興味をもってくれた出版社である自由国民社の編集者のPさん。
Pさんと今年の1月に面談をしてもらった時のことです。
面談とは、本を正式に出版するかどうか検討中の段階で、本を出版したい人と編集者が顔合わせでお互いに話し合うことです。
編集者は著者希望者と実際に会い、この人と一緒に本づくりをしていってもいいのかを判断し、逆に著者希望者は、この編集者さんに任せていいのかを見る場です。
簡単に言えばお見合いのようなものです。
この面談が終わった後に、企画が出版検討会議にかけられて採用するかどうかが決まるのです。
そこでPさんに、いろいろ質問されました。
「どうして、出版しようと思ったのですか?」
この質問に僕は、騙される人を一人でも減らしたい思いがあることを伝えました。
後、本を出すのが子供のころからの夢であることも伝えました。
そして、「この本で世の中にどうしても伝えたい知られざる悪徳商法の危険性」を訴えました。
そして、ブログもしているけれど、本でなければという思いを話したのです。
現在僕はアメブロでブログを書いています。
読者数1300人。
PV数(閲覧数)は多い時で1日1万超えます。
しかし、ブログは毎日同じ人が見に来ているのです。
そこで催眠商法の危険性や営業内容をばらしても、世の中には広まらないのです。
そういったことをPさんに話すとPさんは、
「ずいぶん、PV数あるのですね。もし、この企画が採用されましたら、ブログで宣伝もして頂けますでしょうか?」と言われた。
Pさんによると、本の出来栄えがどんなに素晴らしくても、まずはその存在を知ってもらわなければ販売が難しい面があるようです。
そのために著者がもっているSNSの宣伝力を知りたいようです。
最初僕は、アメブロでの閲覧数をもとにPさんにアピールしていましたが、それ以外に僕はネットでの活動をしていることを話しました。
「ちなみにtwitterもしています」と。
すると、「あつそうですか。まあ、twitterよりはアメブロのほうが宣伝になりそうですね」と言われました。
その次に「はてなブログもしています」と言うと、
「えっ、はてなブログもしているのですか?」と急に身を乗り出して聞いてこられたのです。
はてなブログに興味津々なPさん
でも、はてなブログの方はアメブロに比べてPV数は全然少ないのです。
そのことを正直に伝えました。
でも、Pさんは「でも、どちらかと言うと、こういった内容(悪徳商法)についての話は、はてなブログの方が合いそうな気がしますけどね」と言ってくれたのです。
確かに言われてみれば、僕が出版しようとする内容は「世の中に物申す」的は感じの内容だ。
そして、アメブロよりもはてなブログの方がその手の書き手が多いような気がします。
はてなとアメブロのイメージの違い
僕の勝手なイメージかもしれないけれど、実際にアメブロ、はてなの二刀流ブロガーである僕は、アメブロの内の雰囲気とはてな内の雰囲気の微妙な違いを感じているのです。
それは、Pさんも同じで、Pさんが抱いているはてなブログのイメージはダークな感じで、何かに文句を言ったり、それに対してみんなが喜んで騒いで盛り上げるような感じなのです。
実際はそんなことはごく一部で普通の日記ブログが多いのですが、なぜか、そういうブログが目立っているのでしょうか?あくまでもイメージですけどね。
それに対して、アメブロは、子育てや婚活やファッションと言った主婦ウケする明るい感じのものが多いイメージがあるのです。
よく、はてなブログはおっさんが多いって言いますよね?
実際、いろいろ見て回ると、そんなことはなくて女性も多いのですが、みんなで盛り上げて騒ぎ立てられるのは、おじさんが書いた、何かに物申す系だと感じています。
ただ、アメブロにもそういうのはないのか?と言われるとあることはあるのです。
アメブロの総合ランキングで上位100位までを見て回ると、明るい内容の中に暗いものが混じっています。
その多くが、「旦那に浮気をされた」とかの旦那の悪口系とか、闘病記とか、発達障害の子供とのあれこれとかです。
家庭の主婦が「そうよね~あなたも大変よね」と共感を持たれるものです。
こういった人気ブロガーがはてなに来ても人気にはならないと思うのです。
「旦那に浮気をされた」と書かれてもおじさんは「それがどうしたの?」という感じなのでしょう。
こういった経緯から、「この本の内容はアメブロよりもはてなの方がよくないですか?」とPさんは言ってくれたのです。
そうですよね。
知られざる悪徳商法の営業内容を世間にさらけ出す。
世の中を変えたい。
でも、内容は少しダークな感じ。
そういった場合には、「はてなブログをしています」がとても出版社に興味を持ってもらえる武器になることをこの時知りました。
話をまとめると、はてなブログをしていてよかったということでした。
11月2日発売予定です。全国の書店様にてご予約ご購入ができます。
身近な人を守るために知っておきたい催眠商法の現場を元社員が詳細に明かします。
原稿の一部を掲載しますので是非ご覧ください。