催眠商法の危険性を訴える記事が朝日新聞の1面トップに掲載されました
ついにこの時が来ました。
取材期間2か月以上
何度も記者の方と顔を合わし、電話で何度もやり取りをして、
悪徳催眠商法の店に一緒に潜入し、被害に遭われた方などの話も聞き
やっと朝日新聞に注意喚起の記事がのりました。
twitterで情報提供を呼びかけたとき、協力いただいた方にも
ここに御礼申し上げます。
僕は悪徳催眠商法の元従業員で、その危険性を世間に訴えるべく
TwitterなどのSNSを活用させてもらっているけれど、毎日たくさんの「どこそこで催眠商法のお店が営業をしている」といった情報が入ってきます。
コンビニの跡地などを借りてお年寄りを集め、高額な健康食品を売りつける店です。
身近な住宅街で悪徳商法が行われているにも関わらず、入ってくる情報はとても少ないのです。
閉ざされた密室の中でどれほど、えげつない営業がされているのかは、この本に書ききりました。
催眠商法の全貌を知るのに最適な1冊です。
あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと
- 作者: ロバート・熊,にゃんとまた旅/ねこまき
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2018/11/02
- メディア: 単行本
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「自分は絶対に騙されない」
と誰もが思っています。私も含めて。
しかし、催眠用法はどのような人の心の中にもある欲を刺激し、人間心理の隙をついた手口で巧妙にお金をむしり取るのです。
被害に遭わないためには通わないことが一番です。
興味本位でも近寄らないことです。
本には、知らず知らずのうちに親が通っていて、何とかして通うのをやめさせたいという子供(中高年)に向けての対処法なども書いていますが、やはり被害にあうまえに危険を知ることが大事なのです。
そのために朝日新聞の方に、世間に注意喚起の記事を書いていただきました。
最初、この記事は地域版でいこうかという話でしたが、調べるうちに、これは広い範囲で世間の人に知っていただきたい内容だということで、新聞の1面トップにのせていただきました。
ついでに、私の写真も・・・ちょっぴり恥ずかしい。
夕刊での1面トップニュースで、夕刊の方がじっくりと読まれて注意喚起が出来るとのことです。
朝日新聞を取ってない方もいると思いますので、ネットの記事のリンクを貼っておきます。
僕は、もう足を洗いましたが、その後、友人の母親が2か月で170万円むしり取られたと聞きました。
私がいてた会社ではなく、他の有名な大手の催眠商法の会社です。
会場に足を運んでいる間は気持ちがよく楽しいと思いますが、大切な老後の資産をむしり取られるのです。
騙されるお年寄りがかわいそうです。
世間にもっとこの知られざる悪徳商法の危険性を訴えたい。
その気持ちに朝日新聞が応えてくれたこと。
本当にありがたく思います。
少しでも騙される人が少なくなりますように願います。