はてなブロガーの僕がまたテレビに出ます
ブログを書き、本を出版し、そこから週刊誌からのインタビューにつながり、朝日新聞、読売新聞と次々にインタビュー記事が出された。
そして、テレビ朝日の大下容子ワイド!スクランブルでのテレビ出演を果たしたのだが、その後が続かない。
その後、メディアからの取材依頼は何件かあった。
でも、決まらないのだ。
例えば、関心をもってくれた某テレビ番組のディレクターさん。
僕に連絡をしてきて、最初のうちはすごくノリノリで、まずはお名刺だけでもということで、昼休みに挨拶だけしに来た。
その数日後に、近くのイオンのフードコートで待ち合わせをして催眠商法の手口を語って、その時の記者さんは
「なんという面白さですか~~」
「これは絶対に知らせるべきですよ~7」
とノリノリで、「今度、一緒に催眠商法の店に潜入しましょう」と言うことになってい
なのに数日後「今回、上の人からストップが入りました」って電話がかかってきた。
番組のスポンサーに健康食品の通販の会社が多いみたいで、催眠商法の手口に似ていることから、スポンサーからお叱りを受けるのではないか?と判断したようだ。
しかし、催眠商法と健康食品の通販は全然別物だ。
催眠商法が1年分40万円というふざけた価格で売りつけるのに対して、通販の場合はそういうことはしない。
催眠商法が、閉ざされた会場の雰囲気に客を酔わせて冷静な判断力を奪いとるのに対して通販の場合はそういうことはしない。
それは記者さんも理解していることだけれど、上の人が「スポンサーからクレームが入るかもしれない」と尻込みしている以上どうにもならないようだ。
いくらでも在庫はあるくせに、「特別な条件なので一人2本まででお願いします」と言ったり
「今日だけ、この価格」
「最近、朝に起きるのが辛い・・・そんな方に」
「飲み始めてたった10日間で違いを実感」
「お客様の満足度は97%」
そういった通販の定番のフレーズが催眠商法と似ているから勘違いされやすいということだって。
催眠商法も通販も「病気が治る」という言葉は使わない。
薬機法(旧薬事法)の違反になるからだ。
「老眼が改善する」「痩せることが出来る」と言わないけれど、巧妙なストーリーで、まるで効果があるように思わせるところが似ているんだって。
なので、番組で催眠商法を取り上げるのはスポンサーの機嫌を損ねるリスクが高いとのこと。
とはいっても、社会的に問題のある商法を、報道しないって言うのは残念で仕方がない。
日用品をタダで配ることでお年寄りを集めて高いものを売りつけるのが催眠商法であり通販とは別物だ。
その問題点は、販売員が親しげにプライベートな話をして安心感を与え、孫とおばあちゃんのような信頼関係を築くこと
お年寄りは、本当の家族よりも優しく大切に扱われるため独感が癒やされ、生活苦になるまで購入を続ける。
そのような被害を食い止めるべく、正確、公正な立場で報道をしてほしいというのが僕の願いだ。
とは言っても、他の番組が尻込みしている情報に関心を持ってくれる記者もいてくれていて、
その方は天本周一さんという
朝日放送 報道局パリ支局長をしていた方で、現在は朝日放送テレビ 報道局ニュースセンターの記者であり、社会保険庁の不正免除や年金記録の改ざん問題をスクープした方。
今から3か月前の5月に連絡があって、そこから家の近所の喫茶店で話をして
それで、6月の末に大阪の朝日テレビ本社のスタジオでインタビューを受けた。
でも、そこから放送予定が決まらない。
はぁ~、ここも駄目かなって思っていたら連絡があった。
放送予定が決まったのだ。
■8月21日(水)
ABCテレビ 報道情報番組「キャスト」内
「天本周一 こだわる男」特集コーナー内にて
(18時40分~約20分)
(関西ローカル 6チャンネル)
大きなニュースが入ると延期するかもしれないが
20分の長尺での扱い
ABCテレビというと関東の人はピンと来ないかもしれないね。
同じ会社のテレビ局でも関東と関西では違うのだ。
関西以外の人は見ることは出来ないけれど、これがきっかけに
身近な住宅街で白昼堂々と行われている催眠商法に注目が集まり
世間の監視の目を強めることで、一人でも被害にあわれる方を少なくなれればと思う。
あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと
- 作者: ロバート・熊,にゃんとまた旅/ねこまき
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