ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

はてなブロガーの僕が週刊現代に取材されました

先日、このブログのお問い合わせフォームに連絡してくれた週刊現代の記者さん。

僕を取材したいという連絡だ。

記者さんによると「死に際」をテーマにした特集記事を作ろうとしていて、その中の一つで、「晩年に自分の言動で迷惑をかけてしまった人たち」について書きたいと思っているんだって。

具体的には高齢者で投資詐欺や催眠商法に引っかかってしまう人の事例について聞きたいそうだ。

・高齢者はどうして騙されるのか
・家族はどういった迷惑をこうむるのか
・被害にあった高齢者の家庭が崩壊したなどの実例を聞いたことがあるか
といったこと。

で、取材出来る日を指定して取材をしてもらった。

 

その記事が8月30日発売の週刊現代にのったよ。

item.rakuten.co.jp

 

タイトルは「 総力特集 死んでわかるあなたの値打ち 惜しまれて死ぬか 待たれて死ぬか」 

どういう内容かというと 「死」に際しての振る舞い、それまでの準備、それ以前の言動でその人の評価が変わってくるということがある。

そこで、「良い準備をして逝った人」「晩年になっても慕われる人」「残念な晩年になってしまった人」など様々なケースを取り上げ、どういう晩年を過ごすべきか、死を前に何をしていくべきか、といったことを考えるきっかけと なるような記事だ。

 

その中の一つの項目として、「高齢者となってから積極的な姿勢でかえって周りに迷惑をかけてしまった」というケースで、催眠商法に騙されてしまう事例を僕が話している。 

お年寄りは現役世代の人に比べて、みんなで集まってワイワイする場所が少ないから、あやしい投資詐欺をする会場や、あやしい高額商品を売りつける宣伝会場に足を運んでしまいのめりこんでしまう。

 

誰がどう見ても怪しい投資話にどうしてお年寄りが騙されるのか?人生経験が豊富なのに詐欺と気づかないのか?と若者は困惑する。

 

しかし、それはニュース記事で見る表面的な手口からそう思うわけで、実際の会場内では実に巧妙に人間心理の隙をつくだましの手口が展開されている。

 

しかも、1日で騙すのではなく何日もかけて、少しずつ話を前に進めていき、気が付いた時には心を奪われているのだ。

 

戦後の日本が生んだ合法的悪徳商法の極みとも言えるだろう。

 

僕はその手口の全貌を1冊の本にまとめている。

 

「口外禁止」の鉄の掟に守られている悪徳会社のだましの手口。

 

全国に数百社あると言われている催眠商法の会社の従業員は数千人規模だが、誰もが海の底の貝のように黙り込んでいる。

 

しかし、だれかが語らねば世の中は変わらない。

 

そう思った僕の決意の書だ。

 

 

あやしい催眠商法 だましの全手口  身近な人を守るために知っておくべきこと

あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと

 

 

 

ちなみに本の印税は日本赤十字社を通じて被災地に全額義援金として寄付をした。

 

そういった本を通じてこうして様々なメディアの人たちが悪徳商法への注意喚起として僕に取材に来てくれたことはとっても嬉しい。