ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

キラキラ起業女子になるために100万円投資する女性に思うこと

こんにちは。

 

ブログの更新をしない日は、他人のブログを読んでいます。

 

とくにお気に入りは、はてなブックマーク人気エントリーにある記事を読み漁ることです。

 

そんな中、気になる記事を見つけました。

 

精神科医の先生で、以前からとても興味深いことを書かれていると気になっていたのですが、今回もとても興味深い内容でした。

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

 

シロクマ先生によると

 

三者からみれば、中年は全員「何者かになっている」と言うことです。

記事を最初から最後まで読むと、なるほど、言われてみればそうだなと思わせられます。

 

また、先生は、何者かになれなかったと嘆く気持ちも分かと書いています。

 

僕は今、40代半ばなのでほぼ同じ年代ですが、思うのは、「今の自分ではない何者かいなりたい」という気持ちは誰の心にもあるのかな?と思います。

 

でも、その何者かになりたいという何かが明確でないから、具体的に動いていません。

 

今の会社員をずっと続けています。

 

しかし、この何者かになりたいという、誰の心にもありそうな心理と言うものは

 

明確でなければ、人生の貴重な時間とお金を吸い取られておしまいではないかと思うことがあります。

 

それは、キラキラ起業女子といって、ただなんとなく起業してしまう

 

ママ社長のことです。

 

はてなブログではあまり見かけないのですが、僕のもう一つのブログ、アメブロ界隈ではよく見かけるのです。

 

では起業女子とは何か?

とても分かりやすい映像があります。

日本テレビの情報番組スッキリで放送された内容です。

 


【日本テレビスッキリ‼︎放送】キラキラ起業女子の実態とは? 2017/08/24

 

これによると

月に一万円稼いでいるのは上位20%
生活が出来るほど稼いでいるのは上位5%
年商一億は数十人。

 

だそうです。ふ~~~ん、ですね。

 

大抵の場合「自分はこの上位数十人のなかに入れる」と思い込んでやって、それで失敗するんでしょう。

 

これによると、起業女子が最初に一番苦戦をするのが集客だそうです。

 

そのため、起業女子の中で一番稼いでいるのは、

起業女子になる方法を教えている人なんです。

 

大物起業女子のセミナーは、そうなりたいと憧れる女子で満席になります。

 

この動画に出演している女性は、

アーユルブェータの講座に20万円
DNA栄養学の講座に8万円
集客コンサルティングに50万円
起業コンサルティングに27万5千円

の合計105万5000円をつぎ込んでいます。

 

僕の率直な感想を言います。

 

この女性・・・・

 

かなり、かわいい(*^▽^*)

 

カモにされているかも?

 

起業女子になれる方法を教える起業女子のいいお客さん。

 

もちろん、そうならないでもらいたいと願ってはいるけれど、あくまでも僕の個人的な感想です。

 

独立し、軌道に乗るまでは、赤字になることもあるでしょう。
普通は、数か月は貯金を切り崩しても大丈夫なように、貯金をしてから始めるでしょう。

 

それがですよ、

 

独立前の勉強に100万円。

 

しかも、世の中に需要のあるものだとは到底思えない内容です。

失敗しないための下準備としてもお粗末な内容です。

国家資格とかと違って、履歴書に書けば、有利になるものでもありません。

 

起業をする方法を教える上位陣の養分になっているだけに見えるのです。

 

ここで、シロクマ先生の教えに結びつきます。

 

社会的なステータスがあると思われているような医者でも

 

何者かになったという気分を味わえない人もいるようです。

 

旦那さんの稼ぎで平穏無事な主婦をしている

 

彼女たちも何者かになりたいのでしょう。

 

これはどんな人間にも少なからずある心理です。

 

その何者かを具体的にしないまま

ただ、何かをやってみたいという感情から

ママ社長になる人が多いのです。

 

なので、私って一体なにものなんだろう?と思ってしまうんですね。

 

具体的な商品がないから

 

「憧れの〇〇さんに会いに行ってきました」
とやたらと自分の師匠を宣伝する人がいます。

 

はてなブログではあまり見かけませんが、アメブロでの話です。

 

たまにならいいけれど、いつもそればかりの人。

僕なら絶対にしません。

「私は〇〇さんよりも下です」と宣伝しているのと同じだからです。

 

あなたから学ぶよりも、その師匠から学んだ方がいいよね?と思われるでしょう。

 

そもそも、起業女子の参入障壁はとても低いです

 

店舗を構えなくても、面接を受けるわけでもなく、試験を受けることもなく

名乗った時点で

起業女子。

コンサルタント・占い師・起業女子は名乗った時点で手に入る肩書。

何者かになりたい気持ちは痛いほど分かります。

 

僕の心にもそれはあるからです。

 

だから、ブログをやっているのかもしれません。

今の自分ではない、何かになりたいという気持ちで書いているのです。

 

でも、具体的なものではなく漠然とした気持ちなので、

具体的に動いていないだけです。

 

参入障壁の低いところは

何者かに簡単になれる気がするが、それは勘違いです。

明確に、

フラワーショップをしたい。
お料理教室をしたい。

といったものがないままに参入する人がいます。

※ アメブロに多い。

 

飛び込めばなんとかなる。

そんな、ぬるい世界ではありません。

 

参入障壁が低いから、ライバルも多いのです。

 

僕も、ブログを始める前は、どうせやるなら人気ブロガーになりたいと思っていましたが

 

ブログは誰でも始められることだから、目立つのは難しい。

 

今は心からそう思っています。

 

一見、ふわふわしているように見える上位陣は

かなりの戦略家だと思っていいでしょう。

最後にまとめると

 

キラキラ起業女子で一番稼いでいるのは・・・・

キラキラ起業女子になれる方法を教えているキラキラ起業女子です。

しかも、それは参入障壁が低く

ライバルが多い中、ほとんどが上位陣の養分となっておしまいになります。

 

何者かになりたい。その気持ちは痛いほど分かります。

 

でも、今の自分の足元を再確認する意味では、この先生がおっしゃっている

 

中年は誰でも何者かになっているという気持ちも大事なのかなって思うのです。

 

旦那さんの稼ぎで暮らしている主婦でも、家庭を守り、子供を育てて、立派な主婦に成れていると第三者である僕は思うのです。

匿名希望の方がよかったのではないだろうか?

「もう我慢の限界です」と新人パートさん二人が訴えてきました。

 

「本来であれば店長に言うべきことですが、店長は異動してきて間もない人だから、店の状況を一番把握しているのは熊さんだから、言うんですよ」と私に訴えてきました。

 

新人パートさん二人が耐えられないと言っていたのは私の同僚社員であるアラフォーさんに対してです。

 

私は、先日、新人パートさん二人がくっついて私語をしていたのを注意しました。

 

その時は、「他のパートさんもしてるのに、どうして私たちだけに注意するんですか?」と逆に私は責められ、そういうことならと全員に再度ルールを徹底させるという意味で従業員連絡ノートに、「仕事中の私語を禁止する」と書きました。

 

しかし、そんな出来事があった後でも、アラフォーさんは他のパートさんと『ガハハハ』と笑いながら30分ほど話していたようです。

 

これを見て、新人パートさんは腹が立ったそうです。

 

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「私たちパートは私語をしたら注意されるのに、社員はそんなことしていいんですか?」

と、二人掛かりで、大きくまくしたてるように訴えてきました。

 

「熊さんが注意してくれなきゃ私たちは納得できません。社員はパートのお手本になるべきでしょ?同じ時給をもらってるのに社員と馬鹿笑いしてるパートもいるのは納得できません」

「私たちパートはどんなに頑張っても社員よりも上に行くことは出来ないんですよ。もし熊さんが注意しないのなら本部に直接言います。いいんですか?」

「僕の立場から、本部に言うなとも言えないし、言ってくださいとも言えません。言う言わないは○○さん達の判断ですから。ただ、本部に言うのはかまわないんですが、実際に本部の人間がここに居てる訳じゃなく実情を知ってるのは僕たちなんだから、今回は僕がちゃんと言いますよ」

「熊さんは本当にアラフォーさんに注意出来るんですか?あの人に熊さんの優しい口調が通用するとは思えないんですけど、でもまあ、今回は熊さんを信用しますから」

「私たちが言っていたことも伝えてくださいね。でも、それでアラフォーさんが私たちへの風当たりをきつくしたら本部に訴えますからね」

 

パートさんとの話が終わり、頭の中を整理して、深呼吸しました。

 

実は私もアラフォーさんが、たびたびお気に入りのパートさんと私語をしているのは気になっていました。

アラフォーさんは私の先輩にあたるので、気になっていたが注意をしなかった。しかし、そのことがパートさんにとって不満だったのだ。なのでそのことをアラフォーさんに伝えました。

 

アラフォーさんは「ふん、まるで子供みたいな奴らやな」と鼻で笑いました。

しかし、今後は私語を慎むことは約束してくれました。

 

さらに、この件でパートさんに対して風当たりをきつくしないことも約束してくれました。 

 

しかし、しばらくして、彼女たち二人は消えるように辞めていきました。

 

「辞めます」と言う言葉は聞いていません。

 

シフト希望をほとんど出さなくなり、消えていくパターンの辞め方です。

 

多分、アラフォーさんとしては面白くなかったことだと思います。風当たりをきつくしないようにお願いしたが、はたしてどこまで気を付けて接してくれたかは疑問です。

 

「風当たりが強く成ったら、本社に言いますから」とまで言われていることから、あからさまに風当たりはきつくしないでしょう。そこまで馬鹿ではないでしょう。

 

しかし、自分の知らないところで、散々なことを言われている相手に心から優しく接することが出来るだろうか?難しいでしょう。

 

どことなく、接し方もよそよそしくなる。ぎこちなくもなる。気まずくもなるということが想像できるのです。

 

つまり、あの時の彼女たちの訴えは、軽はずみだったのではないかと思う。先輩、上司に我慢できないことは私にも山ほどあります。

 

でも、誰かに聞いてもらって毒吐きのようなことをすることもある。でも、私ならどうするか?多分「このことはここで止めといてくださいね」と言うと思うのです。

 

我慢できないことがあっても、「自分の名前を出してください」とは言わないだろう。自分たちが怒っている。不満に思っていることを伝えてほしいという気持ちは分かるが、その後のことを想像して思いとどまる。

 

ここまで書くと、それって熊さんが彼女たちを守ってあげられなかったんじゃないの?と思うだろうが、こういったことを、うまく話し合いで解決できる人はそうそういないと思います。

 

彼女たちが私ではなく本社に相談したとしても、遺恨を残すことには変わりないでしょう。怒りでその先が見えなくなることもあります。

 

ちなみに私は、「あなたたちが言っているのではなく、誰かが言っていたことにして注意しましょうか?」と提案したのに

 

彼女たちは「そんなことにしても、誰が文句を言っているのかはどうせ分かるんだから、私たちが言っていると言ってください」と返しました。

 

さらに、「何でしたら、アラフォーさんを今ここで呼んで4人で話しましょうか?」と言ってきました。

 

しかし、この時かなり頭に血が上っているような彼女たち二人の状況を見て、大きな口論になると思うので、私が二アラフォーさんと二人で話をしますということになりました。

 

自分たちが怒っていることを伝えてほしいという気持ちは分かるが、そこは、その後のことを考えて匿名希望にすべきではないかと思うのです。

 

それとも、最初から辞める気満々で、最後に言いたいことを吐き出したのかも知れません。

借金取りと間違われないように気を付けてもらいたい。

最後になるまで、

 

この人は一体何の目的で訪ねてきているのか?

 

と分からない時があります。

 

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スーツ姿の見た目30代後半ほどの男性

「すみません。田中を呼んでください」と言ってきました。

 

田中(仮名)は僕の後輩社員です。

 

普通、そこの店の従業員に用があって呼ぶときは、さん付けで呼ぶでしょう。

 

なのに、彼は田中のことを呼び捨てにしてきたのです。

 

不愛想でスーツ姿で・・・

 

本社の人かな?でも見たことない顔だな・・・・

 

家族?

 

それとも????

 

まず何も名乗らないので、「すみませんけど・・・・」と言うと、「千田(仮名)が訪ねてきたと言えば分かりますわ」と言われました。

 

こういう場合、あまり根掘り葉掘り聞くものではありません。

 

さっそく、田中君にPHSで「千田様が訪ねてきてるよ」と伝えました。

 

すると田中君は、驚きの声で「えっ!千田さん?」と言ってきました。

 

「売り場にいてるから来てくれる?」と言うと

 

「あっ、ハイ」とそれはそれは暗く沈み切った、この世の終わりが来たかのような声で返してきたのです。

 

田中君は1分ほどでやってきました。

 

「お待たせしました」と言う田中君に


千田様は、「よし、あっちで話しようか?」と言って、あっちに連れて行ってしまったのです。

 

なんだ?もしかして田中君は借金でもしているのか?

千田様は借金取りか?

 

後で田中君に聞きました。

すると、千田様は田中君の昔の職場の先輩とのことです。

 

そして、用件は、パソコン教室のチラシをおいてほしいというお願いでした。


ちなみに、そういったことを、うちの会社ではすべて断っています。

 

私は思いました。

 

おい、紛らわしいぞと。

 

自分を知らない人に取り次いでもらいたいときは、もうちょっと考えてほしいのです。

 

いきなり、田中君のことを呼び捨てにする。

 

友達だからいいとしても、それはそれで、最初に「田中の友人ですけど」と自分が友人であることを名乗るべきでしょう。

 

そうでないと、借金取りに思われてしまうこともあるということです。