ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の気持ちに素直になって行動する前に心配してくれる人の気持ちも考える

父が亡くなったという知らせが来た。子供の頃から25年以上会っていなかった。会いたいと思い続けていたが、今さら会ってどうするんだと言う気持ちもあり、会うのをためらっていた。しかし、それが大きな後悔を生んだ。そして、遺産相続問題が発生した。父…

仕事を抱え込んでいる人は評価よりも助けを求めていることがある

仕事を従業員に割り振れる立場になった時、どうしても要領の良い人に多くの仕事を与えてしまうことがある。当然のように、要領の良い人は周りに評価され、居場所は広く確保出来る。しかし、要領の良い人にばかり仕事がどんどん増えて行き、限界を超えた時に…

戦う姿勢のない上司が、自分がいなくても機能する職場を作るのは難しい

私が勤めている食品スーパーでは店長の異動が頻繁にある。店長を定期的に入れ替えることで、競争心を高めようとしているようだ。 そうして何人もの店長の下で働いてきたが、つくづく思うのは、店が良くなるかどうかの一番のカギは店長ではないかということだ…

仕事に誇りをもてない人に、「いい仕事ですね」は嫌みに聞こえることがある

学生時代。新聞の配達所に住み込みで2年間働いた。仕事内容は、配達、集金、そして勧誘だった。その中でも苦手だったのが勧誘の仕事だった。簡単ではなかった。話すら聞いてもらえないことが多かった。2年間働いた中で、契約が取れたのは数えるほどだった…

もう諦めた方がいいと気付くかどうかは、いかに他人目線で自分を見つめられるかによる

大好きだった彼女に振られた。理由は彼女が憧れだった職場の先輩と付き合うことになったからだ。最初はこのことが信じられず、どうにかして彼女の気持ちを取り戻そうと努力をした。最後に会った時、「もう連絡をしてこないでほしい」と言われたが諦めきれず…

人はやらされて動く仕事を損な役回りだと感じる

食品スーパーの社員である私は、アルバイト、パートに指示を出す立場だ。ある日の事、パートさんのレジの金額が合わないことを指摘した。するとパートさんは「え?なんで?あんなに注意してレジをしたのにミスをするなんて、原因は分からない」と言ってきた…

はてなブロガーの僕が週刊現代に取材されました

先日、このブログのお問い合わせフォームに連絡してくれた週刊現代の記者さん。 僕を取材したいという連絡だ。 記者さんによると「死に際」をテーマにした特集記事を作ろうとしていて、その中の一つで、「晩年に自分の言動で迷惑をかけてしまった人たち」に…