ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

明日発売のアサヒ芸能に、はてなブロガーの僕がインタビューされた記事が載ります

11月2日に発売した僕が書いた本

「あやしい催眠商法だましの全手口」

この本がアサヒ芸能の記者さんの目に留まりました。

アサヒ芸能と言えば全国のコンビニで売られている有名な週刊誌。

こんな感じ。

 

週刊アサヒ芸能 2018年 11/22 号 [雑誌]

週刊アサヒ芸能 2018年 11/22 号 [雑誌]

 

 芸能人ネタ

ヤクザネタ

その他、社会の闇の部分に切り込んだ興味深い内容盛りだくさんの人気雑誌。

その記者さんに、インタビュー取材をしてもらいました。

11月11日のことです。

関西のとある喫茶店での対面取材です。

で、いつの号にその取材記事が載るのかが決まりました。

明日、11月27日発売の号に掲載されることになりました。

しかも、最初は3ページという予定でしたが、「これはページ数を増やすべきだ」と4ページになったようです。

ページ数を増やして世の中に訴えるべき内容と言うことです。

インタビューの内容は、僕が催眠商法の会社に勤めていた経験を語ったものです。

記者さんは「へ~~」「ほう~~」と普段聞けない話に食いついてくれました。

そして「お話を聞いているとそれほど悪い仕事ではなさそうですね?」と質問されました。

アサヒ芸能といえば、ヤクザとかの裏社会のネタが多くて、そういう関係者の方にインタビューを多くしている記者さんから見た僕は、それほど悪い奴には見えなかったのでしょうね。

いろんなことを2時間たっぷりと話しました。

インタビュー後、「すごく分かりやすいお話が聞けて良かったです」と喜ばれました。

記者さんによると、仕事柄、裏社会の人に話を聞く機会が多いのですが、そういった人たちは感覚やセンスで話をするので分かりにくい面があるそうです。

でも、きっちりと理論だてて話をしてもらえたので助かったということだそう。

どんな記事になるのか?

僕が話したどの部分をどんな視点で?

すごく楽しみで今、ワクワクしているところです。

 

あやしい催眠商法 だましの全手口  身近な人を守るために知っておくべきこと

あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと

 

 

 

「あやしい催眠商法だましの全手口身近な人を守るために知っておくべきこと」
単行本: 230ページ
出版社: 自由国民社 (2018/11/2) 
筆者 ロバート・熊
イラストレーター にゃんとまた旅/ねこまき
身近な人を守るために知っておきたい催眠商法の現場を元社員が詳細に明かした本です。
★本書の特徴
1.いかにしてお年寄りのこころを奪うか、元社員が明かします。   
2.ネット上にある催眠商法の説明はごく簡素なものですが、事実はかなり込み入った内容です。本書では複雑で巧妙な手口をあますことなく紹介いたします。
3.まず近づかないことが一番ですが、もし被害にあってしまった場合の有効な対策も分かります。

大型書店の法律書の棚に並べられていることが多いです。
お近くの書店に置いてない時は、本のタイトルをお控えになり、お取り寄せでお願いします。

読まれた感想をいただくとすごく嬉しい

はてなブログ「しいたけと猫が好き」で

「あやしい催眠商法だましの全手口」の読まれた感想を書いていただきました。

ありがとうございます。

販売日のちょっと前にアマゾンで注文したもののかなり品薄らしく入荷が遅れ、数日前にやっと届いたそうです。

ブログと同様に落ち着いた語り口の展開で安心して読み進めることができたそうです。

自分だまされない、いざとなっても断れるから大丈夫と思っていても、プロによる完成されたシステムとある種の"情熱”の前には全くの無力ということを感じられたようです。
「保険屋さんの勧誘を断るのにさえ毎回一苦労してますのでこれはよくわかります」とのこと。

そうですよね。催眠商法は大勢の前で話をする講師と、個別に購入を促すアシスタントの連携プレーで行われます。

アシスタントは、客の個性に合わせた接客で情にからめとり断りにくくさせるのです。

特に断れない性格の客を嗅ぎ分け、そこに力を集中させます。

とにかく会場に行かないこと、近づかないこと、これに勝る対策はありませんね。

それでも、彼らはその正体を隠して近づいてきます。そうして行ってしまった時や買ってしまった時はどうすれば良いか?

家族が騙されていないか?見極めるポイントは?救い出すポイントは?

と手口をさらけ出すだけでなく、対策も書かれています。

そこを読まれたた感想を引用します。

とはいえ本書ではそうした対策だけで終わることなく、一方の「買う側」の事情にもきちんと言及されています。 
 高齢者の社会的な孤立が催眠商法の背景になっていること、そして会場で行われているのは「洗脳」であってやみくもな否定は被害者本人の反発を招き解決を遠ざける恐れがあることなど、被害に遭いやすい高齢者、あるいは被害者の家族として留意すべき点が抑えられています。

 

さらに「買う快感から逃げられなくなったお母さん」や「病気の娘が助かるならと大金を出す親」といった節を読まれて、この商法に関わる問題の根の深さが一層切実に感じられたようですね。

社会的に孤立をしがちなお年寄りの貴重な娯楽になっていることから「それほど悪いことではないね」と言われることがあるけれど、実際は老後破産するまで買い続けるお年寄りは多いのです。

そして、身近な住宅街で行なわれている悪徳商法なのに、知らない人も多いのです。

コンビニの跡地に出来ていて、視界に入っているけれど、いちいち気にしている人は少ないってこと。

現役世代の僕たちから見れば、「本当にこんな商法あるの?」と思うでしょう。

僕だって入社する前は一切その事実を知らなかったからね。

最初は何をどうしているのか、全く分からなかった。

次から次にお年寄りが集まり、30万円の健康食品がどんどん売れていく。

よく分からないマジックショーを見ているようでした。

この本を読んで、自分の近くで、実際に営業しているとは、ちょっとびっくりした方もいます。

しかも、本に書かれている通りの営業がされているのですよ。

手口を暴露しただけでなく、
「親が騙されていないかのチェックポイント」や
「騙されてしまったときの対策」なども判りやすく紹介しています。
ぜひ一読してほしい内容です。 
知られざる密室商法の実態が本当に良く分かります。、
今後、自分が気を付けることはもちろん、
家族・友人が騙されないように気を配って行けるようになります。

ホントに組織的によくできただましの手口なんですよ。

よくこんな手口考え出したなって思うこと間違いなしです。

一人の天才が考えたわけではありません。

長い年月の中、たくさんの先人たちが手口を改良していったのです。

こんな手口を考え出す頭があるのなら、もっと他のことに使えば?と思うかもしれないね。

でも、頭がいいのと、ズル賢いは別の問題で、本当に頭が良ければ、表の仕事で大金を稼ぐことが出来る。

そうでない人たちが裏家業に集まると、こういった悪知恵はいくらでも出てくるのだと思います。

こうして、読まれた感想をいただくのはとても嬉しいことです。

今回のレビュー記事はこちらです。

www.yomogi2017.xyz

 

ご紹介ありがとうございました。

わっとさんのブログ「しいたげられたしいたけ」で本を紹介されました。

はてなブロガーのわっとさんが、僕が書いた本「あやしい催眠商法だましの全手口」を紹介してくださいました。

うれしい。ありがとうございます。

11月2日発売の前にAmazonで予約をしてくださっていたのに、Amazonの在庫がなくなってしまい、1か月待ちの状態になっていてご迷惑おかけしました。

でも、実際は1か月待ちではなく、先週末に家に届いたようですね。

読んでみて、「特殊詐欺と同様、催眠商法も産業システムみたいなものができているのか?」と思ったそうです。

そうなんですよね。

産業システムが出来上がっています。

法律の範囲内ギリギリなので警察には捕まりません。

過去に東京都から業務停止の行政処分を下された会社もあるのですが、それはごく一部です。

会社の規模が大きく、被害者も多く、その悪質性が目立たないと行政処分は下されません。

そして、わっとさんは、このように言っています。

「ということは、それだけ騙される客がコンスタントに出続けているということなのか…?」と。

現役世代の僕たちから見たら不思議ですよね?

なぜお年寄りはそこに、コンスタントに通うのか?

お年寄りには、遊ぶところが少ないんですよ。

もちろん、友達をたくさん作ってアクティブに遊んでいるお年寄りもいるけれど、何もしなければ社会的に孤立をしてしまいがちなのです。

そこで、定年後の趣味をみつければいいのですが、今まで仕事一筋だった人がそう簡単に遊べない。

で、近所の同じような年代のお年寄りに誘われて宣伝会場に連れていかれる。

最初は、ただ同然で配られるお土産を楽しみに通ううちに、その独特の雰囲気の面白さにはまっていくお年寄りは多いのです。

孫のような年代の男性店員にちやほやされて、心を奪われる。

お年寄りは、寂しいから通い、そのお礼として30万円の健康食品を買うのです。

えっ?そんな理由で30万円も?

多分、僕たちもお年寄りになれば、その寂しさの気持ちが分かるのかもしれないね。

で、わっとさんは、第2章の、さまざまな「騙しのテクニック」が紹介されるところの感想も書いてくださっている。

本の心臓部のようなところです。

今まで、催眠商法はネットや本でも紹介されていますが、そのほとんどが、「行ってきたよ」というものや、総括的な内容で、具体的なだましのセールストークをここまで詳細に書いた本はありませんでした。

わっとさんが言うように「このトリックに、とっさに騙されないことはできるだろうか?」という疑問は当然わくであろう内容です。

若い人にはない、お年寄りならではの「若い人を応援したい」という気持ちを最大限に引き出す今まで誰も書かなかった内容です。

第3章での、リアルな商品説明。

これも「純粋に、面白いのである」とわっとさんに、思ってもらえたようです。

なにしろ30万円以上の健康食品ですからね。

いくら「若い人を応援する」と言っても、しっかりした買うべき理由付けがなければ買いません。

どうして、値段が高いのか?

高い理由と買うべき理由をしっかり説明されるのです。

本の目的は「騙されない人を減らすこと」ですが、今まで知られることのなかった手口を知る興味深い内容にはなっています。

ちなみに、わっとさんは、第3章に書かれている霊芝の健康食品の商品説明を読んで「私は影響されやすいのでトークの部分だけを読んでいて、霊芝が買いたくなったぞ!」と思ったそうです。

この気持ちは、ぜひ本を読んで頂ければ分かるでしょう。

そして、わっとさんが、最も印象に残った本の内容。

それは、第4章に登場するふたりの客の話。

催眠商法は「寂しいお年寄りの貴重な娯楽になっているから必要悪」という声もありますが、そう思う方はこの二人の客の話を読んで欲しいです。

著者の僕もいまだに「思い出す度に胸が痛くなる思い出」です。

中途半端にお金をたくさん持っているお年寄りが、催眠商法にはまり、どういう運命をたどるのか?そんな話。

僕がこの本を出版した最初の動機は自分のためです。

自分の本を出版するのが子供のころからの夢でした。

いろんな企画を出版社に送り付けても全てボツ。

それでも、やっと出版出来た本。

最初の動機は自分のため。

でも、「業者の手口をすべて世の中にさらけだし、手口が通用しない世の中にしてみせる」という気持ちで書きました。

ぜひ、読んでもらいたいです。

そして、わっとさん、本の紹介ありがとうございました。

ぜひ、わっとさんのブログ記事読んでみてくださいね。

↓ ↓ ↓

 

www.watto.nagoya

 

 

あやしい催眠商法 だましの全手口  身近な人を守るために知っておくべきこと

あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと