ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

「ごめんなさい」なんていらない。辞める時は無理してあいさつ回りはしなくていい。

f:id:robakuma:20170720020239p:plain

9回の転職で、退職時の挨拶回りには職場によって様々な慣例があることを知りました。

最も印象に残っている慣例

営業の会社でワンフロア120人ほどで、様々な部署があり、その全てに挨拶が求められました。

部署ごとの挨拶なので120人全員と言うわけではないものの、普段ほとんど話したことのない人にまで挨拶をするのに大きな違和感を感じました。

その逆に黙って消える人の多い職場

今、私が勤めている食品スーパーがそうなんです。社員の出入りの激しい職場で、辞める時は消えるように辞める人が多いです。

もちろん、自店の従業員には挨拶はするものの他店に挨拶をする人はほとんどおりません。ネガティブ退社は黙って消えろという空気があります。

そんな空気がある、うちの会社での出来事です。

後輩社員が1年ぶりに会いに来た理由

先日、3年前に当店で研修をして、他店へ移動になった後輩社員が、1年ぶりぐらいに姿を見せました。あたりをキョロキョロと誰かを探しているように見えました。

私と目が合ったので・・・

「あれ?どうしたの?」

「いや・・・その・・・実は今月いっぱいで辞めることになりまして・・・」

「聞いてるよ」

実は彼が今月いっぱいで辞めると言うことは、他の社員から聞いていました。そこそこ勤務年数のある社員が辞める時は、普段会わないような本部の上司が説得にきます。彼も説得されたのですが、決心は変わらなかったようです。

せっかくなので、店の外で少しだけ話をしました。

彼との会話です。

「熊さん、すみませんでした」
「えっ!別に謝る必要はないと思うけど」
「せっかく昔、一緒になって色々教えてもらったのに・・・」
「そんなん、気にしたらあかんやろ」
「ところでパートの〇〇さんと〇〇さんはいますか?」
「いや、今日休みやけど」
「じゃあ、また挨拶にきます」
「別に無理してこなくていいと思うよ。結構みんな辞める時は知らず知らずにやめてるし」
「そ・・・そうですか」

彼が辞める理由は、「自分の能力不足」だそうです。

次の就職先は決まってないそうです。うちの会社では良くあることなので、仕方がないことだと思いました。しかし、普段一緒に仕事をしていないにも関わらず私にあいさつしに来たことが気になりました。その行動に若干の違和感を感じたからです。

なぜ違和感を感じたのか?

それは、昔の私の行動と重なって見えたからです。もう10年以上前のこと。私は小さな居酒屋のフランチャイズの店長をしていました。そこでの出来事です。

厳しい師匠からの研修が終わり、店を持たせてもらえましたが、わずか半年で辞めることにしました。理由はお客さんがほとんど来なかったからです。そして辞めた後に師匠と話をしました。師匠には私のほかに4人の弟子(私から見たら先輩)がいました。

私は、先輩の店に「辞めます」という挨拶をしにいきました。※辞めるということを師匠に伝えた後での行動です。そのことを話すると師匠がカッと目を見開き「お前、あいつの所に行って何を求めてるんや?」と聞いてきました。

予想外の言葉に驚きました。

思いもしなかった質問に私は・・・

「お世話になった兄弟子にあいさつをしなかったら失礼になりますし・・・」すると師匠は「お前のその行動は何かを求めてるように思われるんや」黙り込む私に「まあ・・いいわ」とその話は終わりました。

私は何も求めていないつもりです。ただ何も言わずに消えるのは失礼だと思っただけで、どうして、そのようなことを言われなければいけないのかと憤りを感じました。この昔の出来事が今回の辞めていく社員の行動と重なって見えてきたのです。

実は、彼の行動にも「何かを求めているように」感じたからです。

しばらくして彼がなぜ私に辞める挨拶をしにきたのかが分かりました。原因は、彼と仲の良かったアルバイトが彼が辞めると聞いて連絡を取りました。そして「最後にご飯を食べに行こう」ということになり話をしました。

アルバイトは「何で僕に相談してくれなかったんですか?」と問い詰めたそうです。すると彼は「すみません。気にしてもらって・・・」これに対してアルバイト君は「いや、僕に謝らなくてもいいから、期待していた熊さんとかパートさんとかに謝るべきでしょ?」と言いました。

この話をアルバイト君から聞いた私はアルバイト君に・・・

「別に謝りに来させる必要はないと思うよ」

「えっでも社会人としての礼儀だと思うのですが?」

「いや、みんな消えるように辞めていってるから」

「そんなもんなんですか?」

「それに可愛そうやんか?」

「何がですか?」

「普段会ってない先輩に辞める挨拶をしにいくって気が重たいやんか?直接一緒の店で働いてるんやったらそれが礼儀やけど他店やから、あいさつするしないは本人の自由だと思うよ」

普段頑固なアルバイトですが、この時は「そうですか」とあっさり私の話を聞きました。

しかし、もやもやとした気持ちはさらに大きくなりました。

そのもやもやとした気持ちの原因は・・・

かつて、私が居酒屋の師匠に言われた言葉「お前のその行動は何かを求めているように見える」の中のその何か?なのです。その何かを知りたくなりました。

今回、私に挨拶をしにきた後輩社員にも、その何かを感じたのです。私はその何かを考えました。

辞める時に周囲へ挨拶をする時の心理です。

1 「どうして辞めるの?」と理由を聞いてほしい。
2 「いいなー私もやめたいなー」と羨ましがってもらいたい。
3 「えっ辞めるの?もったいない」と言ってもらいたい。
4 「こんな会社辞めて正解だよ」と言ってもらいたい
5 「あの人いい人だったよね」と後で言われたい。
6 「次何するの?」と聞いてもらいたい。
7 「だからお前は駄目なんだ」と叱ってもらいたい。
8 「寂しい」と言ってもらいたい。
9 「辞めないで」と引きとめてもらいたい。
10「新しい世界でがんばれ」とエールを送ってもらいたい。
11「何が不満だったの?」と会社に対する不満を聞いてもらいたい。
12「気の毒に・・・」といかに自分の扱いが不当だったかを聞いてもらいたい。
13「辞めた後も顔を見せてね」と言われたい
14「あいつ何も言わずにいなくなった」と悪口を言われたくない。

こうして見てみると数多くの心理があることに気付きました。かつて、居酒屋を辞める時の、先輩へのあいさつ回りについて「お前の行動は何かを求めてるように見える」と言われた時。私は何も求めていないつもりでした。社会人として礼儀を尽くしただけでした。

しかし、表面上の心理だけを見ていました。

心の奥底には自分が気づいてない心理が合ったと思うのです。「どうして辞めるの?」「いいなー私もやめたいなー」何かしらの言葉を心の奥底で求めていたような感じがするのです。私は、それを見抜いた師匠の洞察力に舌を巻きました。

無理して挨拶に来なくていい

今回の後輩社員君が辞める理由は、「自分にはもう無理だと思ったから」です。確かに一緒に働いたことのある後輩君なので寂しい気持ちはあります、

しかし、別に謝りに来る必要はないと思うんです。「熊さんにはいろいろ教えてもらったから」という理由ですが、教えるのは当たり前で、それが生かされなかったとしても、それはそれで仕方がないことです。

彼は「社会人としての礼儀だと思うのですが?」と言いましたが、みんな消えるように辞めていってるんです。

辞める時って、そんなものだと思うんですね。それに、普段会っていない先輩に辞める挨拶をしにいくって気が重たいと思います。

直接一緒の店で働いているのなら、それが礼儀だと思うのですが、他店です。「ごめんなさい」なんていらないし、無理してあいさつ回りはしなくていいと私は思います。

まぁ、よっぽどかわいがってもらっていた先輩だったら、別ですが、その辺は本人の自由でしょうね。

出来の悪い従業員に「この仕事は向いていない」と言うのは酷いことか?それとも当然のことか?

f:id:robakuma:20170717231613p:plain

かつて先輩に言われて体が震えるほど腹が立った言葉です。

20代の頃、5年間勤めた職人の会社を辞める時に先輩から 「お宅、職人に向いてないからな」と言われました。体が震えるほど悔しくて、腹が立ちました。

一生懸命やってきた仕事です。「お疲れ様」「元気でね」の優しい言葉を期待していただけに辛くてたまりませんでした。

その悔しい気持ちをぶつける形で、以前に別ブログで記事を書いたことがあります。

しかし、その後「この仕事は向いてない」と言う言葉は人や状況によって様々な捉え方があることを、そのブログに頂いたコメントで知りました。

今回は様々な言葉の捉え方を知って頂きたいと思いました。

まずは、それは言うべきではないと言うある方のご意見です。
「向いてない」って言葉は容易に言うべきではないと思います。私は父に言われました。現在、その仕事しかなく、それをするしかない状態なのに言われて辛いです。それしかできない状況を作っているのは父なのに。。。しかも私の仕事の成果や出来栄えを見たこともないのに、「お前には向かない」と言われ、傷つき、落ち込みが続いています。父は私が何をしても「お前には向かない」と言います。母は「自分ができないことが娘ができたから、悔しいんじゃないの?」と言っています。親だと子供に抜かれると悔しいようで、酷いことを言って子供を潰したくなるようです。。。だから、熊さんの気持ち、分かります。「向いてない」は、たいしたことのない言葉では、ないと思います。

この方の状況を想像すると胸が痛くなります。この方は「自分にはこの仕事しかない」という気持ちで働いているのです。私も職人という仕事が好きでした。

だからこそ心に突き刺さるのです。仕事に対する思いが強ければ強いほど「向いてない」は傷つくと思われるのです。

次は人を指導する立場からのご意見です。

はじめまして子供を育てながら、27年勤めています。指導する立場にありますが、ここ数年は精神障害者も増えてきています。やっぱり不器用な人が多いですね「こいつ使えねえ!!」「ラッシュ電車で気持ち悪い?!なら辞めろ!!」「パソコン立ち上げるのにいちいち聞くな!!」などなど…心の中でさんざん悪態をつけてきました。結果…私の体調がおかしくなりました。自分が鬱になってどうする?!メンヘラどもがノーマルな人間さえにも及ぼす悪影響力…ハンパないです。今は自分の中でわりきることにしているので、やや持ち直しつつあります。働く権利は誰にもあります。自分に合う職種、自分にとって居心地のいい場所が見つかるといいですね。楽しさが全然違いますよ。

なるほどと思いました。

指導される立場からすると「酷い言葉」でも、指導する立場からすると、教えても一向に進歩がみられない部下や後輩にイライラして、言いたいことを言わずに心にため込むと自分の体調がおかしくなりそうになるのですね。

さらに、何がどう酷い言葉なのか?まったく理解できない人も存在します。

次に紹介するのは、それほど酷い言葉とは言えないというご意見です。

 ①向き不向きといいますか5年居て成長が見られない人に責任ある仕事を任せる上司はいません。まわりの仕事ぶりを見ても何を頑張れば評価されるのかがわからない、またはわかってても出来ないのであればただのお荷物です。ご自分でも居場所が無くなって辞めたのだから向いてないのです。

どこがひどい言葉なんかさっぱりわからないんだけど。どこいっても向いてないんじゃないんですか?

人によっては手厳しいご意見と思われる事だと思います。しかし、私もいろいろな人に、このことを話して、「それのどこが酷い言葉なの?」と言われたことが何度もあります。

つまり、向いてない人に、「向いてない」と当然のことを言っただけで、決して酷いことを言ったのではないという考えです。

人は人、自分は自分。

次に、人に優しさを求めても仕方がない。どうせ分かりあえないのだからといったご意見です。

①なんか、面白いですね!自分で辞めるって決めたのに最後優しい言葉を欲しいんですね!向いてないって言葉が酷いとは思わないし。シチュエーションによりますが、どうにも受けとれますよね?自分次第じゃん!

います、います!ナチュラルに失礼な事が言えちゃう人。それでいて本人に全く悪気がないから余計にタチが悪いんですよね。このテの人は基本的にデリカシーがないんですよ。他人に配慮が出来ない残念な人なので、こういう人とは一生分かりあえませんし、腹を立てるだけ無駄です。それでも頭にきますけどね。熊さんは人の大事な内面が分かっているだけ財産を持っているんですよ。これからもその思いやりを大切にしてくださいね。

確かに、そう通りだと思いました。

先輩に「向いてない」と言われて腹が立った出来事は自分の中では、済んだ出来事です。今は「腹を立てるだけ無駄」と思っています。

どうして、自分の中で済んだ出来事を記事にしたのか?それは、あの時は、体が震えるほど腹が立ったのは事実だからです。しかし、その後にいろいろな人に話を聞くと、それほど腹を立てることもないだろうと気付かされました。

言った本人はそれほど酷い言葉を言っていると思ってないことが考えられると言うことが分かりました。

この記事を読んで頂いている方で、もしかしたら私のように「向いていない」と言われ傷ついた方がいるかもしれません。でも、言った本人は日常会話のように何気なく言ってるのかも知れません。

そんなことに腹を立てるのは時間の無駄です。

そして、「向いてない」。この言葉が酷い言葉ということはさっぱり理解できない人もおられると思います。私の知り合いにもいますから。

そう言う方にも知ってほしいのは・・・

一生懸命やっている人はとても大きく傷つくことがあると言うことです。

数多くのご意見の中から言葉の捉え方の違いが分かりやすいものを選んで紹介させて頂きました。

↑ その時の記事です。たくさんの方にコメント頂きありがとうございます。

「今誰とどこにいるの?」と言う彼女からの束縛電話は男同士の付き合いの邪魔をする

f:id:robakuma:20170715231237p:plain

羨ましいのか気の毒なのか?

時折見かけるのが飲み会などの席で、やたらに彼女や奥さんから電話がかかってくる男性の姿です。

「どこに居るの?」
「誰と飲んでるの?」
「いつ帰ってくるの?」

この手の電話に男性は「もう、めんどくさいなー」とうんざりしていることが多いのですが、私には羨ましいと感じるのです。

束縛してくる女性と付き合ったことがないので、束縛されている男性を見ると羨ましいです。しかし、これを気の毒だなと思う人もいるようで、その受け止め方は人それぞれなのでしょう。

さらに、状況によっては周りの怒りを大きく買うこともあることを知った出来事があります。

頻繁に彼女と連絡をする小池さん(仮名)

工事現場の職人をしていた21歳の時の出来事です。仕事が終わり、職人仲間とみんなで夜の街に繰り出しました。飲み屋でみんなでワイワイしていたのですが、26歳の小池さん(仮名)が「ちょっとすみません、すぐに戻りますから」と席を外しました。

小池さんは最近彼女が出来たばかりでした。

その彼女が心配をしてメールをしてきているようでした。恐らく、男同士で夜の街に遊びに行くということは女性のいる店に行くのではないかと、彼女は心配をしていたのだと思います。

なので、小池さんはそのメールのたびに彼女に電話をして大丈夫だということを伝えていました。しかし、それが3回ほど続いた時に茄子先輩(仮名)が小池さんに怒りだしました。

それまで、笑顔で楽しそうにしていた茄子さんが大きな声で

茄子先輩 「お前いい加減にしろよ。お前、みんなと楽しくやってる時に何してるねん?そんなに電話する必要ないやろ?」

小池さん 「で・・・でも電話しないと彼女が怒るんです」小さな声でつぶやく小池さん。

茄子先輩 「そんなもんお前が信用されてないだけやんか。場をしらけさせてるねん。お前次に電話したらしばくぞ」

小池さん 「す・・・すみません。彼女を説得しますから最後にもう一度だけ」

茄子先輩「お前帰れ」

5人ほどいた職人仲間たちは、みんな静まりかえりました。

茄子さんは職人として、かなりの実力者で茄子さんに嫌われたらおしまいという雰囲気があったからです。

結局その日、小池さんは帰らずに私たちに付き合いました。彼女に電話をしたのかどうかは分かりません。私たちに隠れて電話していたかもしれませんが、帰れと言われて帰ったら今後の仕事に影響があるということで帰らなかったのだと思います。

その後、私たちと夜の街に遊びに行くことがなくなった小池さんはしばらくして、彼女と結婚をすることになりました。

そこで結婚式に職場の人達が招待されました。私も招待されました。そして、茄子さんも招待されたのですが・・・・・

まさかの結婚式の出席辞退

「絶対に行かへんで」と言う茄子先輩。理由を聞くと 「あいつのことが嫌いやから」。

とんでもない理由だと思いました。しかし私たちが行くことには賛成も反対もしてなかったので茄子さん以外の招待されたみんなは、行くことにしました。

小池さんは茄子さんが来なかった事を残念がりました。仕事の上で大変世話になっていたからです。もちろん茄子さんが小池さんの事を「嫌い」と言っていたことは伏せました。その結婚式の二次会でのことです。

抽選が行われ、私にあるものが当たりました。小池さんの愛の巣でのディナー券です。それを持って行くと、新婦さんの愛情たっぷりの手料理が食べられるそうです。そして私は新婦さんに「是非食べに来てくださいね」と言われました。

これには戸惑いました。その後、私はどうしようか悩みました。行こうか、行くまいか?興味はあるのですが、二人の愛の巣に一人で行くのは、ためらいがありました。

そうこう悩んでいる間に有効期限の半年は過ぎ去りました。残念なことです。行っておけばもっと話のネタが出来たのに・・・。

この出来事で、女性との付き合いに関して大きく考えさせられました。

茄子さんは仕事上、とても尊敬出来る先輩です。しかし私にはこの出来事が納得がいきませんでした。そんなに怒ることもないだろうと言うことです。

小池さんは恐らく私と同じで女性にもてなかったと思うのです。初めての彼女です。私は羨ましかったのです。

女性と付き合ったことがない私はとにかく愛が欲しかったのです。  別に美人じゃなくていいんです。スタイルが良くなくてもいいんです。

何故なら、もてたことがないから、女性の愛を受け止めたことがなかったから、見た目よりも愛を優先させたかったのです。だから、付き合う最も大きな条件は、自分のことを好きになってくれるかどうかでした。

人生で一番最初に好きになってくれた女性の愛を全力で受け止めようと思っていました。選べる立場でない自分を認めているようで、なんとなく情けなかったのですが、それでも出会った縁というものを最大限に受け止める気持ちがありました。

恐らく小池さんも同じタイプだったと思います。だからもし私が小池さんと同じ立場だったら同じように連絡を頻繁にしていたと思うのです。

今までもてなかった自分を愛してくれる女性がいる。この女性を逃したらもう二度とチャンスはないかもしれない。

男同士で夜の街に遊びに行くことを心配してくれている彼女を裏切るわけにはいかないのです。

しかし、茄子さんは「それじゃ駄目だ」と言いました

男同士の付き合いを邪魔するような女は、ろくなもんじゃないという考えでした。その当時、彼女はいなかった私は思いました。

自分に彼女が出来たらどうしよう?その彼女がとてもやきもち焼きで、男同士の付き合い中、頻繁にメールをしてきたらどうしよう?しかし人生で、その様な女性とお付き合いする事がなかった私。

あの心配は何だったんだろうと嘆く私。先輩方から頂いた教訓を生かせなかった私。せめて記事にすることで誰かの教訓になれればと思うばかりです。