ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

自分がいなくなれば心配なのは存在感を認めてもらいたい気持ちもある

10年目のアルバイト君 「僕がいなくなれば困るのでは?」 もう少し経験を積んでから社員へ パートさんの話 10年目のアルバイト君 職場にとても気になるアルバイトの男性がいてた。彼は、大学生の頃からアルバイトをしていて今年で10年になるベテランだ…

「頑張っているのにチャンスを貰えない」と嘆く人は責任者の孤独を無視している

耳の痛い余計な心配をしてくる先輩 「そんなこと言われても・・・」と思う私 評価は周りが決めるものだと思うのだが 異動後も、電話がかかってきた 「これ以上耳の痛い話はよしてくれ」思ったが一理ある話 耳の痛い余計な心配をしてくる先輩 「僕は、熊さん…

先輩の教えを無視する新人には苦難の道が待っている

人と違うやり方で成功したい 賃貸不動産の営業の難しさ 自分なりにアレンジをした 先輩の言葉 先輩に言われたことを後で考えてみた。 人と違うやり方で成功したい 今までにない新しいやり方、人と違うやり方で成功したいと常日頃から私は思っている。なぜな…

自分がすべきトラブル対応に部下が入ってくるのは自分が前に出ないからである

お客さんからの言いがかり アルバイトの口調に怒るお客さん 「この落とし前はきっちりつけてもらうからね」 店長に報告すると 社員が対応すべき問題だ お客さんからの言いがかり 食品スーパーの社員として働きだして間もない頃、レジの仕事をしている時に、…

人の気持ちが理解出来ない人は人間に生まれ変わってまだ一回目の人と思えば許せられる

ブログ友達が突然亡くなった ブログ友達の最後の記事 ブログ友達との思い出 気持ちを切り替える時に使う言葉 人を許せる理由が無ければ作ればいい ブログ友達が突然亡くなった 趣味でブログをしている。ブログの魅力の一つは日本全国の仲間とネット上で交流…

教えてくれる人を打ち負かすと、「可愛くない奴だ」とチャンスから遠ざけられる

独立も夢ではない仕事 自分の速さを見せつける こんなに僕は頑張っているのに? 後輩にどんどん追い抜かれる 独立も夢ではない仕事 工事現場の職人になったことがある。理由は自分の腕一本で食べていける世界に憧れたからだ。 一人前になれば独立も夢ではな…

人生にくじけそうになった時は期待してくれた人のことを思い出すべきだ

学生時代の思い出 2年間お世話になった店長 送別会 言われなくても負けないよ 学生時代の思い出 学生時代、新聞奨学生として新聞配達所に住み込みで働き、奨学金をもらいながら学校に通っていた。 配達所の店長は大の競馬好きだった。1993年のエリザベ…

相手に非を認めさせたい気持ちにとらわれると引き際を間違える

取り置きしているのに取りに来られない お客さんに電話をした 売り場から取ったのか? 余計な一言で話が広がる 目先の勝ちにとらわれていた私 取り置きしているのに取りに来られない 納得がいかないことをされると、その相手に非を認めさせたい。そして謝っ…

職場でみんなが集まる席での異性との連絡は場をしらけさせる

彼女が心配して頻繁に連絡をしてくる 「お前いい加減にしろ」と先輩に怒られる 「男同士の付き合いを邪魔する女はろくなものじゃない」という考え それでも彼女が心配をする気持ちも分かる 彼女が心配して頻繁に連絡をしてくる 工事現場の職人をしていた21…

目が回るほど忙しい時に「何あの人?」と思われていないか疑う必要がある

発注ミスをして他店に商品を取りに行くことになった 久しぶりに会った男の態度に驚く 忙しいからと怒った態度を取る人 いつもは、にこやかな笑顔の彼 人の振り見て我が振り直せ 発注ミスをして他店に商品を取りに行くことになった 他人の言動で「何あの人?…

本当の友達は無責任なアドバイスが出来ない

結婚前の友人の悩み 20代前半の話だ。高校時代からの友人の鹿田君(仮名)の結婚が秒読みという段階に来た時、ある悩みを私にしてきた。 婚約者である彼女には以前付き合っていた彼氏がいて、しかもちゃんと別れた状態でなく、別れてからも友達として付き…

ぶりっ子な女性やなよなよした男性を嫌う気持ちは不機嫌な自分と比べることで改善する

職場のぶりっ子 気になっていたのは自分だけではなかった 一人ぐらいゆるキャラがいたほうがいい なよなよした男性が苦手な上司 人間性を疑われる考え 職場のぶりっ子 職場にぶりっ子な女性がいる。40代で高校生の息子さんがいる人だ。この人は事あるごと…

売上が下がった時は自分の考えとは違う助言を受け入れなければ上司の理解を得られない

売り上げが前年比マイナスになった 永遠の成長なんてありえない 売り上げ改善のための応援が入った。 私たちは意見出来る立場ではない 助言を受け入れる姿勢 売り上げが前年比マイナスになった 私が配属された店は売上が大きく上がっていった。頑張れば頑張…

サービス残業は周りに大きな気を使わせる

食品スーパーのアルバイトの話 一人ひとりの負担が増える背景 完璧にやり切りたい気持ち サービス残業は無視できない問題 サービス残業は周りに大きな気を使わせる 食品スーパーのアルバイトの話 アルバイトでありながら一つの売り場を任された。とても大き…

焦れば焦るほど動きがばたつくことは長年染み付いた癖になるほど直しにくくなる

勤め先の食品スーパーで、とても真面目で一生懸命に作業をするアルバイト君がいた。彼は、動きがとても速かった。しかし、その動きの速さの割には作業が進んでいないことが気になった。原因は分かっていた。彼は無駄に動きがばたついていたからだ。ある日、…

上司へ不満をいきなりぶつける前にクッション役に話をすることで気持ちが救われる

「くっそー。あいついい加減にしろよ」と怒りに震えている後輩君がいた。顔を真っ赤にしながら、イラついた声で「あいつ・・・」と言う彼に、何を怒っているんだろうと思い声をかけた。原因は、店長の彼に対する対応だった。大きなトラブルが発生したのだが…

「今のままでいい」の言葉は本音ではなく気を楽にするためだけに使われることがある

工場のアルバイトの求人広告に「正社員登用制度あり」と書いてあった。いきなり正社員になるよりもアルバイトとして様子を見てからということに魅力を感じた。その待遇を見ると日給も悪くなかった。食堂もある。学歴も経験も問わない。やる気があればいいと…

何事も穏便に済ませようとするのは他の人を大事にしていない証拠

勤め先の食品スーパーで、「これ返品したいんだけど」とお客様が牛乳を持ってこられた。レシートを確認すると、30分前に購入されたものだった。返品の理由は「やっぱりいらなくなったから」だった。なので「申し訳ございませんけれど冷蔵商品は店の外に出…

能力を見せることが難しくても心配りを見せることは出来る

20代前半のアルバイト2人が口論になった。「話を聞いてください」と2人に言われ、聞くことになった。二人はお互いに相手の気に入らない部分を言い合った。お互いの粗探しをどんどんしているようで、次から次に出てくる相手の粗探しが話をこじらせた。2…

人生にくじけそうになった時は期待してくれた人のことを思い出すべきだ

学生時代、新聞奨学生として新聞配達所に住み込みで働き、奨学金をもらいながら学校に通っていた。配達所の店長は大の競馬好きだった。1993年のエリザベス女王杯という有名な競馬のレースを店長とテレビで観戦していた時の事だ。そのレースにはベガと言…

何かがぶつかる大きな音がした時は、めんどくさくても見に行かねばならない

小さな焼き鳥屋で修行をしていたときのこと。連日、夜遅くまでの営業で、ほんのわずかな睡眠しか取れずとても眠たかった。しかしやらねばならないのが仕込みだ。これは朝の10時からの単調な作業でとても眠気を誘った。 そんな仕込みの最中に店の外から「ガ…

「誰々がこう言っている」と言う嘘はばれにくいが人間性を疑われる癖になりがちである

やたらに、「誰々がこう言っていた」と言う言い方をする店長の下で働いたことがある。特に多かったのが、「お客さんに言われたんだけど・・・」と、自分の意見をお客様からのご意見にすり替える言い方だった。 とても怪しいと思った。なぜなら、店長は私より…

多くの先輩は雑用から少ないチャンスを大事にする気持ちで這い上がっている

不動産の営業の仕事をしていた時の事、小さな店に従業員が3人だけの営業所に配属された。そこの所長にいつも雑用をまかされた。 机の雑巾がけ、窓ふき、書類の整理、営業とは関係のない雑用に嫌気がさしていた。こんなことをするためにこの会社に入ったので…

「ついにチャンスがもらえた」と言った時に一緒に喜んでくれるのは一部の人だけである

私はかつて職人をしていた。その3年目のことだ。1日でも早く仕事を覚えて一人前になりたいとずっと思い続けてきた。 しかし、上下関係が厳しく、なかなか重要な仕事が任せてもらえなかった。雑用だけで1日が終わる毎日が続いた。「チャンスさえ与えられた…

みんなが違う方向を向いている時は、自分の大変さを理解してもらえなくて当たり前

部下の仕事をほとんど手伝ってくれなかった上司の下で働いたことがある。しかも自分のことを棚に上げ、私の後輩社員に、「俺一人が頑張っても仕事は回らないんだよ」「もっと協力すべきところはしてくれよ。みんなの会社だろ?」と説教していた。 そばで聞い…

相手の頑張りを無視した注意は、「こんなに頑張っているのにやってられない」と思われる

アルバイトの一人がよく遅刻をするようになった。彼は毎日夜遅くまで残業し、寝る時間が少なかった。だから、いつもギリギリに走りながらやってきてタイムカードを押していた。そして間に合わず1分、2分の遅刻になった。 彼が、1分の遅刻をしても、それ以…

難しい仕事に挑戦して自分を高めたいと思う人はそうでない人の気持ちに気付きにくい

最近、責任の大きな仕事を任されるようになった同僚が愚痴をこぼしてきた。どうやら以前よりも仕事量が増えてイライラしているようだ。 同僚は、任された責任感から長い時間残業をするようになった。心配した私は、あまり無理をしないで早く帰ってね」といた…

いいものは誰かに見つけてもらえるけれど、流行るのは別の話

シロクマさんの記事 p-shirokuma.hatenadiary.com これね。 頭が良くてマーケットが分かる人しか稼げない。 なんだと? でも、それもそうだね。 僕は先日、自由国民社から自分が書いた本を出版したんだけど マーケットなんて分かっていないから どうやって、…

明日発売のアサヒ芸能に、はてなブロガーの僕がインタビューされた記事が載ります

11月2日に発売した僕が書いた本 「あやしい催眠商法だましの全手口」 この本がアサヒ芸能の記者さんの目に留まりました。 アサヒ芸能と言えば全国のコンビニで売られている有名な週刊誌。 こんな感じ。 週刊アサヒ芸能 2018年 11/22 号 [雑誌] 出版社/メ…

読まれた感想をいただくとすごく嬉しい

はてなブログ「しいたけと猫が好き」で 「あやしい催眠商法だましの全手口」の読まれた感想を書いていただきました。 ありがとうございます。 販売日のちょっと前にアマゾンで注文したもののかなり品薄らしく入荷が遅れ、数日前にやっと届いたそうです。 ブ…